International Immunology Outstanding Merit Award 2025

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International Immunology(日本免疫学会の学術誌)の Outstanding Merit Award(優秀論文賞)を受賞しました。 東京大学医学部生(当時)の太田礼美さんが筆頭著者となり、胸腺の髄質に多く存在する特殊な好酸球の遺伝子発現プロファイルの解明と分化のしくみに迫った論文です。12月11日の授賞式にて、太田さんが審良静男先生から賞状と副賞を授与されました。 International Immunology Outstanding Merit Award Ota A, Iguchi T, Nitta S, Muro R, Mino N, Tsukasaki M, Penninger JM, Nitta T, Takayanagi H. Synchronized development of thymic eosinophils and thymocytes. Int Immunol , dxae037, 2024. https://academic.oup.com/intimm/pages/outstanding_merit_award

第52回日本救急医学会総会・学術集会 特別講演「生き物たちのネオ免疫学 - 免疫がわかると生命がわかる - 」




10月13日に仙台で開催された日本救急医学会で特別講演をしました。

私の講演タイトルは「生き物たちのネオ免疫学 - 免疫がわかると生命がわかる - 」
講演の抄録は以下の通りです。

 免疫系は、私たち多細胞動物が微生物やウイルスの侵入を防ぎ、排除し、ときには彼らと共生しながら、この地球上で生きてゆくために不可欠の生体システムである。本講演では拙著「コウモリはウイルスを抱いて空を翔ぶ生き物たちのネオ免疫学」を題材として、私たちヒトの免疫系の全体像について概説する。さらにヒト以外の生き物たちの(私たちから見れば)ヘンテコな免疫系を紹介し、その多様性や進化的起源を考察することで、「免疫系とは何か」という本質を浮かび上がらせることに挑戦する。免疫学は医学の一翼であると同時に、自然科学の一分野でもある。2020年初頭に始まった感染症をめぐる世界的混乱の根本には、免疫系に関する認識が医学に偏り過ぎ、ヒトやウイルスを生き物としてとらえる科学的な視点が欠けていたことが一因としてあると思われる。社会が混乱から立ち直りつつある今、免疫系とは本来どのようなものか、生命とはいかなる存在かをあらためて考えることには大きな意義があるはずだ。免疫がわかると生命がわかる。それが「ネオ免疫学」!





本をお買い上げいただいた先生方に、講演会場でサインをさせていただきました💪
(続く)

 

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