International Immunology Outstanding Merit Award 2025

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International Immunology(日本免疫学会の学術誌)の Outstanding Merit Award(優秀論文賞)を受賞しました。 東京大学医学部生(当時)の太田礼美さんが筆頭著者となり、胸腺の髄質に多く存在する特殊な好酸球の遺伝子発現プロファイルの解明と分化のしくみに迫った論文です。12月11日の授賞式にて、太田さんが審良静男先生から賞状と副賞を授与されました。 International Immunology Outstanding Merit Award Ota A, Iguchi T, Nitta S, Muro R, Mino N, Tsukasaki M, Penninger JM, Nitta T, Takayanagi H. Synchronized development of thymic eosinophils and thymocytes. Int Immunol , dxae037, 2024. https://academic.oup.com/intimm/pages/outstanding_merit_award

(前回の続き)日本救急医学会総会・学術集会 特別講演


(前回の続き)

日本救急医学会での特別講演の直前に、会場で、座長の先生と軽く打ち合わせをしました。

もし会場から質問が出なかったら、座長から以下のことを質問してもいいですか?と聞かれました。


1. 危険なウイルスを作る研究についてどう思うか?

2. レプリコンワクチンが伝搬するなどの非科学的な言説についてどう思うか?

 

1 については、座長の先生のご要望に応えるため、急遽スライドを追加し、講演のなかで新型コロナウイルスの研究所起源説の話をしました。新型コロナウイルスSARS-coV-2は自然発生したものではなく、武漢ウイルス研究所で作られたものだ、という説です。具体的には、武漢ウイルス研究所でコウモリのコロナウイルスをヒトに感染するように改変する研究が行われていたこと(事実)、その研究に米国の研究者が技術や資金を提供していたこと(事実)、2018年に米国の機関に提出された研究予算申請書に新型コロナそっくりのウイルスを作る計画が書かれていたこと(事実)などが根拠となっています。米国では前CDC長官が新型コロナは研究所から漏れたものだと主張し、大手メディアが報道し、関連した研究者が査問を受けています。来年トランプ政権が発足すれば、さらに追求が進み真相が明らかになる可能性があります。なぜか日本のメディアはこの話題をほとんど取り上げませんが。。。

 

2 に対しては、コロナ騒動での「専門家」の無責任で不誠実な言動が一般の人々の医学・医療に対する不信を招いていること、欧米ではこの数年間で医学や医師に対する信頼度が著しく低下したという調査結果があること、そしてそれに乗じてワクチンの危険性を過度に煽り非科学的な言説を広める勢力があることをお話ししようと考えていました。

 

講演後にフロアから免疫系のしくみと自己免疫疾患についてのとても良い質問をいただいたので、上記の質問と回答の出番はありませんでした。チョット残念。。。 


 

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