International Immunology Outstanding Merit Award 2025

Image
International Immunology(日本免疫学会の学術誌)の Outstanding Merit Award(優秀論文賞)を受賞しました。 東京大学医学部生(当時)の太田礼美さんが筆頭著者となり、胸腺の髄質に多く存在する特殊な好酸球の遺伝子発現プロファイルの解明と分化のしくみに迫った論文です。12月11日の授賞式にて、太田さんが審良静男先生から賞状と副賞を授与されました。 International Immunology Outstanding Merit Award Ota A, Iguchi T, Nitta S, Muro R, Mino N, Tsukasaki M, Penninger JM, Nitta T, Takayanagi H. Synchronized development of thymic eosinophils and thymocytes. Int Immunol , dxae037, 2024. https://academic.oup.com/intimm/pages/outstanding_merit_award

第19回日本免疫学会研究奨励賞 室龍之介助教が受賞

当研究室の室龍之介くんが、第19回(2024年) 日本免疫学会研究奨励賞(JSI Toung Investigator Award)を受賞しました!

研究題目は「γδT細胞の分化と選択におけるシグナル伝達の分子機構」です。

本賞は、免疫学分野において優れた研究を行っている若手研究者に対し与えられるものです。詳細について、ぜひ日本免疫学会HPもご覧ください。
https://www.jsi-men-eki.org/scientist/award/award2/winner/


室 龍之介γδT細胞の分化と選択におけるシグナル伝達の分子機構

<研究評価の内容とその理由>

室龍之介氏は、一貫して胸腺におけるT細胞分化とレパトア選択機構に関する研究を行ってきた。特筆すべき成果として、γδ T細胞、なかでもIL-17産生型γδ T細胞の胸腺内分化・選択におけるTCRシグナル伝達機構に関する成果があげられる。室氏は、TCR近傍で働くチロシンキナーZap70とSykに着目し、αβ T細胞分化がZap70に依存するのに対し、γδ T細胞分化とIL-17産生能の獲得はZap70ではなくSykに依存することを明らかにした。このことは、γδ TCRシグナルは、MHCに拘束されるαβ TCRとは明確に異なり、むしろ抗原を直接認識するBCRに類似していることを示している。免疫受容体とそのシグナル伝達機構の進化という観点からも重要な示唆を与える成果であり、今後の研究の発展とさらなる活躍が大いに期待できる。

Comments

Popular posts from this blog

金沢大学がん進展制御研究所 免疫ダイナミクス研究分野 岡本一男教授をお招きして生命研セミナーを開催しました

室龍之介助教が第42回「とやま賞」を受賞